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「役職定年制」または、年を重ねて働くということ

自分もいよいよ大台に乗り、「定年退職」というイベントの存在を意識せざるを得ない人生のフェーズを迎えている。今まで意識してこなかった諸々の事を真剣に考えていく中で、今の時代ゆえのテーマとして「役職定年制」がある。

これは、55歳程度を目途にその時点で役員になっていない社員の役職をはく奪する仕組みだ。ということは、今自分の部下が上司になる場合だって十分ありうる。平均年齢が上がり、給与の原資が限られている以上また増えない以上、どこかで調整する必要は確かにあると思う。おそらくこの制度は定着していくのだろう。

とはいえ、実際この仕組みがあろうとなかろうと、「普通」の会社員として50代、60代になってどんな貢献ができるかは重要な課題だろう。役職があるかないかは、実はあまり大した問題ではないかもしれない。最近、思考速度や判断についても、自分でも明らかに能力の低下、センスのずれを感じるようになった。おそらくこのまま同じ状態を続けれたとしても、自分が意識しないうちに周囲に迷惑がかかっている可能性は排除できない。では一体どうすればいいのか?

役職に縛られず、地位に拘泥せず、変な存在理由を自らねん出せず、それでも現役の会社員として役に立つように行動する。

なかなかすぐには答えが見つかりそうもない大きな課題だ。こうした問題はできれば同じ世代の人間同士でもっと話しあってみたいのだが、広く議論がされているようにも思えない。大人なんだから自分で考えて、行動せよ、ということか。
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