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「看取り先生の遺言 がんで安らかな最期を迎えるために」を読んで [読書感想]

この医師のがん闘病の話かと思わせながら、実は末期がんの患者の最期の過ごし方、そして家族との過ごし方を今までにない視点、方法論で紹介している本です。
私は特に「お迎え」の話が気に入りました。自分の両親ががんであるということも重なって、自分もいずれはこの道を歩むことになると思うと、この本に書かれているいろいろなケースや逸話はものすごく心に響くし、もし、こうした環境で自分が最期を過ごすことができれば最高に愉快です。医療や病院にほどほど頼りながらも、家で愉快に、死ねればこんな素敵なことはないと、つくづく思います。
「幽霊」を見たら、人に話そう。「お迎え」が来たら、ひるむ家族に申し訳ないが、ちゃんと話そう。
これは、おそらくこの長い長い日本の歴史の中で培われた一種の文化だと思います。
タグ:看取り がん
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